F4Uコルセア

F4Uコルセアは、主に第二次世界大戦と朝鮮戦争で活躍した艦上戦闘機である。1940年に最初の試作機がアメリカ海軍に納入されてから、1953年にフランスに最後の納入が行われるまで、16種類のモデルで12,571機が生産された。第二次世界大戦では、曲がった翼が特徴的な単発の低翼単葉機で、アメリカ海軍だけでなくアメリカ海兵隊の空母機としても使用された。当時の日本のパイロットの中には、この戦闘機がこの戦争で最も恐るべき米国の戦闘機であると考える者もいたという。また、コルセアは優れた戦闘機であるだけでなく、戦闘爆撃機としても優れており、朝鮮戦争やインドシナ・アルジェリアにおけるフランスの植民地戦争では、ほとんど後者の役割を果たしていた。コルセアは1960年代まで、アメリカ海軍、アメリカ海兵隊、イギリス海軍、ニュージーランド空軍、フランス海軍、その他の小さな空軍で活躍した。

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