オリジナルTシャツを初めて作る方のなかには「相場はどのくらい?」と制作にかかる価格に対して疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
オリジナルTシャツは、生地選びやプリント方法などで価格が変動するのが特徴です。また、ライフステージによって作る目的や生産枚数が異なるため、相場にも違いが見られます。
今回は、オリジナルTシャツの相場について解説します。相場よりも価格を抑えてオリジナルTシャツを作るコツを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
オリジナルTシャツ1枚の相場は2,000~3,000円
オリジナルTシャツを1枚だけ作る場合の相場は、Tシャツ本体の料金やプリント代を含めて2,000円から3,000円と考えられます。
ただしTシャツ制作は、作る目的やタイミングにより、求める仕上がりや予算感は異なるでしょう。たとえば学生生活を送るなかで仲間と揃えて作る場合と社会人になってからイベントで使う場合とでは、デザインへのこだわりや必要枚数が違い、コスト感も異なってきます。
そのため、オリジナルTシャツ作りではライフステージによって価格に幅が出るのが特徴です。ここでは、高校生・大学生・社会人それぞれの年代ごとの相場を詳しく解説します。
高校生のオリジナルTシャツ相場は1,500円~2,000円
高校生向けのオリジナルTシャツは、1枚あたり1,500円から2,000円が相場とされています。高校生がオリジナルTシャツを作るタイミングとして考えられるのは、以下のシーンです。
- 文化祭
- 体育祭
- 部活動
主に、クラス全員でイベントに参加する際に制作します。
文化祭や体育祭などの学校行事では、クラスの団結力を高めるために、1クラス30人ほどが同じデザインのTシャツを着る機会があります。また、部活動では練習着や応援グッズとしてお揃いのTシャツを作るケースもあるでしょう。
高校生は一度に複数枚注文することが多いため、1枚あたりの単価が抑えられるのが特徴です。さらに、学生向けの学割プランを提供する印刷会社を活用すれば、予算内で高品質な仕上がりが期待できます。
大学生のオリジナルTシャツ相場は2,000円程度
大学生がオリジナルTシャツを作った場合の相場は、2,000円前後と考えられます。
大学生は、サークル活動時にオリジナルTシャツを制作する機会が多いです。なかでも、サッカーやフットサル、テニスなどの運動系サークルでは、練習着としてオリジナルTシャツを使用するケースがあります。
大学生のオリジナルTシャツ作りでは、吸汗性や速乾性に優れた素材を選ぶ可能性が高いでしょう。また、長期間着用できるようにとスウェットやパーカーなど厚手のアイテムを選ぶと、オリジナルTシャツの価格は上がる傾向にあります。
また、デザイン性を重視したオリジナルTシャツも人気です。たとえば仲間への誕生日プレゼントに、友人の写真やオリジナルメッセージを入れたTシャツをサプライズで贈るなど、ユニークな使い方も大学生ならではです。
大学生がオリジナルTシャツを制作する際は実用性に着目する場合が多いため、高校生に比べて相場が高めになるケースが考えられます。
社会人のオリジナルTシャツ相場は1,000円~2,000円
社会人がオリジナルTシャツを作る際は、個人よりも会社や団体などの「組織単位」での使用が中心です。たとえば、企業の展示会やイベント、社内のチーム衣装や店舗スタッフ用のユニフォームとして活用するケースが考えられます。
相場は1,000円から2,000円程度ですが、注文の規模により価格に大きな差が生じるのが社会人のオリジナルTシャツの特徴です。
たとえば大規模な法人で100枚以上まとめて発注した場合、1枚あたり1,000円を下回ることも珍しくありません。対して、少数でも品質や素材、デザインを重視してオリジナルTシャツを制作すると、1枚あたりの価格が上がる傾向にあるでしょう。
社会人のオリジナルTシャツは、チームやブランドのイメージを伝えるツールとして、活用の幅を広げています。
オリジナルTシャツの相場に関する3つの違い
オリジナルTシャツは、主に以下の3つの違いで価格の変動が起こることが考えられます。それぞれの特徴について、詳しく解説します。
- ベース生地の違い
- プリント方法の違い
- サービス利用の違い
ベース生地の違い
オリジナルTシャツ作りで全体の費用に大きな影響を与えるのが「Tシャツ本体の価格」です。オリジナルTシャツは、選ぶ生地や素材により金額が大きく変動します。
たとえば、生地の厚さが価格に直結します。生地に厚みがあるTシャツは、薄いTシャツに比べて高価になりやすいでしょう。
また、素材もオリジナルTシャツの値段に関与します。
オリジナルTシャツは、価格が比較的リーズナブルな綿(コットン)が定番素材です。ただし、スポーツや野外イベントで着用する場合は、ポリエステル素材のTシャツが好まれます。
ポリエステル素材は綿に比べて速乾性に優れているのが特徴です。抗菌性や速乾性に優れているなど機能性の良いオリジナルTシャツは、本体だけでも1,000円以上になる場合もあります。
そして、オリジナルTシャツの価格には糸の種類もポイントとなります。
たとえば、カード糸は安価に済ませられる反面、肌触りがやや粗くクラスTシャツにはあまり適していません。対して、コーマ糸は肌触りがなめらかで高級感があり、値が張るのが特徴です。カード糸とコーマ糸の中間に位置するセミコーマ糸は、価格と品質のバランスが取れているため、学生や一般用途のTシャツによく使われています。
Tシャツのベース生地は、厚さや素材、糸の種類などの要素によって価格が変動します。用途や予算に応じて、どの生地を選ぶかが満足度の高いオリジナルTシャツ作りの第一歩です。
プリント方法の違い
ベース生地だけでなく、プリント方法の違いもオリジナルTシャツの価格の変動に関係します。
プリント代の相場は1枚あたり約500円から1,400円と考えられ、使用する技術やインク、加工内容により価格が幅広く変動するのが特徴です。主なプリント方法とそれぞれの相場は、以下の表のとおりです。
プリント方法 | 特徴 | 相場(製版代) | 相場(プリント代) |
シルクスクリーンプリント | 1色ごとに版を作り、インクを刷る方式 | 5,000円から1万円 | 150円から600円(1色) |
インクジェットプリント | プリンターのように、生地にインクを直接吹き付ける方式 | なし | 500円から1,200円(片面フルカラー) |
転写プリント | 転写紙にデザインを印刷し、Tシャツに熱で圧着する方式 | なし | 1,000円から2,500円 |
シルクスクリーンプリントは、発注枚数やデザインへのこだわりなどで価格が変動します。
たとえば、枚数が少なく使用色数が多い場合は、代金が高額になりやすいです。シルクスクリーンプリントは製版代がかかるため、ほかの方法に比べて初期費用が嵩むため注意しましょう。
フルカラー印刷を楽しみたい場合は、細かい表現や写真の再現に優れたインクジェットプリントが適しています。版の作成が不要なため、シルクスクリーンプリントよりも初期費用が抑えられます。
細かな色のグラデーションを表現したい場合は転写プリントがおすすめです。ただし、ポリエステルのTシャツのみ利用できる方式のため、素材に制限があります。
ラメや発泡、蓄光インクなど特殊なデザインにこだわるほどに、制作費用は上がります。予算とのバランスを見ながら判断しましょう。
サービス利用の違い
オリジナルTシャツ制作ではプリント代やTシャツの本体価格だけでなく、サービス利用の有無が価格に影響を与えることがあります。オリジナルTシャツ制作の代表的なサービスは、主に以下のとおりです。
- デザイン作成
- 修正対応
- 袋詰め
- たたみ作業
デザイン代とは、プロにデザインの作成を依頼する場合に発生する代金で、相場は3,000円から5,000円程度です。デザインデータの修正を依頼する際は、別途費用が発生します。
また、オリジナルTシャツのサービスには、二次加工サービスと呼ばれる袋詰めやたたみ作業なども存在します。Tシャツを1枚ずつ綺麗にたたんで袋に詰めるサービスで、相場は1枚あたり50円前後と安く感じられますが、枚数が増えるにつれて費用が嵩むため注意しましょう。
上記のサービスは、すでに完成したデザインデータを使うクラスTシャツ作りでは不要なサービスですが、高度なデザインを求める際に利用する方が多いです。
オリジナルTシャツの価格を相場よりも抑えるための6つのコツ
ベース生地やプリント代、サービス利用の違いで変動が起こるオリジナルTシャツの制作は、ポイントを押さえれば相場よりも安く作ることが可能です。ここでは、オリジナルTシャツの価格を相場よりも抑えるためのコツを6つ紹介します。
- 生地を安く仕入れる
- 発注枚数を増やす
- プリントサイズを小さくする
- 使用色数に合わせて印刷方法を選ぶ
- 送料無料サービスを活用する
- オリジナルTシャツ作成サイトを活用する
生地を安く仕入れる
オリジナルTシャツの費用削減には、Tシャツ本体の選び方が重要です。Tシャツ本体の価格は全体のなかでも大きな割合を占め、素材や厚さ選びが1枚あたりの価格に大きく関わります。
そのため、オリジナルTシャツのコストをできるだけ抑えたい場合は、薄手の生地を選ぶのがおすすめです。オリジナルTシャツ作りでは、5.6オンスの生地が着心地とコストのバランスに優れており、クラスTシャツ制作に人気があります。
5.6オンスの生地よりも安価に済ませたいのであれば、5オンス以下のTシャツを選択する方法があります。ただし、生地が薄すぎるTシャツは洗濯や着用を繰り返すと型崩れしやすく、長持ちしないのが欠点です。
また、化学繊維を使ったTシャツは綿に比べて価格が安く、大量生産にも適しています。見た目や着心地へのこだわりがあまりないのであれば、選択肢として検討するのも良いでしょう。
しかし、安さだけに着目し生地の品質を妥協しすぎると、完成後に後悔が生まれるケースも考えられます。使用用途や着用回数を踏まえた上で、品質や予算に合うTシャツ作りを心がけましょう。
発注枚数を増やす
オリジナルTシャツをできるだけお得に作りたい場合は、まとめて注文するのが効果的です。
たとえばシルクスクリーンプリントは製版代が必要なため、プリント枚数が少ないと1枚あたりのコストが高くなる傾向があります。枚数が増えるほど初期費用が分散され、1枚あたりの単価がグッと下げられるでしょう。
また1枚2,000円かかるTシャツも、10枚100枚とまとめて発注すれば1枚あたり1,000円前後に抑えることも可能です。
業者によっては、枚数に比例して特別割引が適用されるケースがあります。割引率は各業者で異なるため、複数の業者を比較し検討するのがおすすめです。
『Tシャツトリニティ』では、大口割引サービスを実施中!11点以上のご注文で150円/点、16点以上で300円/点の割引をいたします。
なお、同デザイン・同アイテム・同アイテムカラーのみ対象です。詳しくは、以下のページをご確認ください。
プリントサイズを小さくする
プリントの大きさや位置に工夫を凝らすのも、オリジナルTシャツの制作費を抑える有効な方法の1つです。
プリント代は、プリント面積や個数で価格が決まります。たとえば、背中一面に大きなデザインをプリントしたり、前後に分けて複数箇所に印刷したりすると、プリント工程が増えるためコストがかかります。
対して、1か所に小さくプリントを施したオリジナルTシャツは、製版代やインクの使用量を最小限で済ませられるため、全面に印刷するよりも費用がかかりません。
胸元や袖などに小さなロゴや文字を入れるシンプルなワンポイントデザインでも、配色やレイアウトを工夫すればオリジナリティが出せます。コストを抑えつつオシャレに仕上げたいのであれば、小さな範囲で持ち前のセンスを光らせてみてはいかがでしょうか。
使用色数に合わせて印刷方法を選ぶ
デザインに使う色の数に合わせて印刷方法を変えれば、無駄なコストを削減できます。
使用色が3つ以内の場合は、シルクスクリーンプリントがおすすめです。シルクスクリーンプリントは同じデザインを複数枚作るのに適した印刷方法であり、使用色数が少ないほど1枚あたりの価格を下げられます。
細かいグラデーションを表現するために複数の色を使ってデザインを手掛ける場合は、インクジェットプリントが向いています。インクジェットプリントはフルカラーで1枚から印刷できるため、複雑なデザインを作りたいときにぴったりです。
フルカラープリントは、使用インクが多いため値が張りますが、業者によっては割安対応をしているところもあります。
フルカラープリントで安く印刷したい方は『Tシャツトリニティ』を活用しましょう。色数を気にせずオリジナルTシャツ作りが楽しめます。
送料無料サービスを活用する
オリジナルTシャツ作りではベース生地代やプリント代に注目しがちですが、送料もチェックすべき項目です。
インターネットを活用してオリジナルTシャツを作る場合、地域や作成枚数によっては数百円から数千円の送料がかかることがあります。Tシャツの制作費とともに送料も節約したい方は「送料無料サービス」を実施するショップを選ぶのがおすすめです。
送料無料サービスでは、特定の枚数や一定の金額を超えた場合に送料無料が適用となる制度です。たとえば、「20枚以上で送料無料」や「1万円以上の注文で配送料無料」などがあります。
少しでもお得に作りたいと考えるのであれば、送料無料サービスをうまく活用するのが費用を安く抑えるポイントです。実施の条件は各サイトによって異なるため、注文前にルールをチェックしておきましょう。
『Tシャツトリニティ』では、送料無料サービスを実施しています。3点以上お買い上げで送料無料、宅配便(ゆうパック)は2点以上購入で、1点よりも送料がお得になります(北海道・沖縄を除く)。詳しくは、以下のページを参考にしてください。
オリジナルTシャツ作成サイトを活用する
オリジナルTシャツ制作費用を抑えながらスムーズに作りたい方は、Tシャツ作成専門のサイトを使うのがおすすめです。
Tシャツ作成専門サイトは、簡単な操作で誰でもオリジナルTシャツ作りが楽しめるのが大きなメリットです。また、Tシャツ本体の代金とプリント代金があらかじめセットになっている場合が多く、価格が明確なため安心感が得られるでしょう。
急ぎで作りたいときや少ない枚数の注文も可能なため、大量発注が前提の印刷業者に比べて柔軟に対応してもらえるのもポイントです。コストや手間を最小限に抑えながら、手軽にオリジナルTシャツを作りたい方は、ぜひTシャツ作成専門サイトを活用しましょう。
Tシャツ作成専門サイト『Tシャツトリニティ』は、画像をアップロードするだけで簡単にオリジナルTシャツの制作が可能です。デザイン作成に苦手意識のある方は、自由に使えるオリジナルテンプレートを使えば一瞬でオリジナルTシャツが作れます!
作ったデザインは、Tシャツだけでなくスマホケースやバッグに活用することもできるため、オリジナルデザインでさまざまなグッズ展開をお楽しみください。
「安い値段=低品質なTシャツ」とは限らない
オリジナルTシャツにおける制作費の安さは、クオリティの低さに必ずしも直結するとは言えません。
オリジナルTシャツを手頃な価格で提供している業者のなかには、低価格でもしっかりとした品質でスピーディーに仕上げてくれる業者も多く存在します。自社工場を持っていたり効率の良い体制を整えてコストを抑えていたりする場合は、小規模でも丁寧に対応しているショップもあるでしょう。
良いTシャツ制作業者を見極める際は安い値段だけで判断をせず、提供価格と合わせて実績や口コミ、サポート体制などを比較検討しましょう。
納期をきちんと守るとの口コミが寄せられている信頼性の高い業者を選べば、大切なイベントにも安心して対応してくれます。お得な割引制度やキャンペーンなどをうまく活用すれば、高品質で低価格のオリジナルTシャツを仕上げることも可能でしょう。
安い値段だからと低品質と断定せずに、評判を確認しながらTシャツ業者を検討するのがおすすめです。
オリジナルTシャツは相場よりも安く作れる『Tシャツトリニティ』がおすすめ!

オリジナルTシャツの価格は、生地の種類やプリント方法、デザインの複雑さなどで大きく変動します。たとえば、厚手の生地や多色プリントを選ぶと、相場よりも高額な費用がかかるケースもあるでしょう。
相場よりもお得にオリジナルTシャツを作りたいのであれば、発注枚数を増やしたり送料無料サービスを活用したりするのがおすすめです。1枚だけ印刷するよりも低価格にでき、送料が別途かかるショップに比べて総額を抑えられるでしょう。
『Tシャツトリニティ』は、コスパ良くオリジナルTシャツが制作できるサイトです。Tシャツ代とプリント代がセットのため、初めての方でも安心して利用できる価格設計が魅力の1つです。
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